Memorandum

@fenrirx シャニとか早見沙織さんとか たまにデレ

シャニマスの感想をまとめたい

 

まえがき

 これは性分というか性格みたいなものなんだけど、見たものや聞いたものをベースにあれこれ考えてしまうし、たぶん考えるのが好きだ。逆に直感的に考えたことを述べたりツイートしたりとかはあんまりできない。

 「直感的に述べられない」こと、特に感動したことや心が動かされたことに対する反応に関してはもう病的なまでに下手になっている実感がある。非常に感動したと思っても、なぜか出力された感想文が2回転か3回転くらい陰鬱にひねられたものになっている。なぜか、と付けたものの原因はほぼ分かっていて、キラキラした言葉や感動を綴ることに対して少し冷笑気味に接してしまうからだし、それは根本的に自分のことがさほど好きじゃないからだろうし、ずっとそんなスタンスだったせいかとうとう純粋な感動をあまりしなくなった。というか、出来なくなってしまったのかもしれない。素直に感じて、素直に出力できる人がうらやましい。

 シャニマスの話をすると、2019年~2020年あたりは、ゲーム/シナリオ双方に対する熱量が十分に自分の中にあって、いわゆる"真剣"な状態だった。特に【水色感情】杜野 凛世が出たあたりはシャニマスが自分にとって世界一面白いゲームだった。今(2022/6)はそこまで自分の中の優先順位が高くはなくなったが、未だに好きなゲームだ。

 最近はゲーム面に進歩がないと言われたりとかガチャ面で散々叩かれたりとか意味の分からないTwitterの企画をやってみたり(ライブの日のトーク画面共有とかはマジでどうかと思った)とかで、何かとファン離れが叫ばれてるゲームだし、実際自分も以前よりは離れていっている。それでも離れていっている原因は自分にあると思っているし、「運営のせい」でゲームから離れているわけではない*1。これに近いことを恨み節のように言う人が結構いるが、そういう人は嫌いだ。

  脱線したが(そもそも冒頭から脱線している)、真摯にシャニマスに向き合っていたころには、何個かブログ記事なんかも書いたりしていた。

 

fenrirx.hatenablog.com

 

fenrirx.hatenablog.com

 自分が知っていることやまだ知らなかったことを調べて、シナリオに関連付けして、以前のシナリオを踏まえて、世の中を踏まえて、シナリオのギミックを解釈して、考えをまとめていく。という一連の作業は、巧拙にかかわらずとても楽しい。これらの記事も今読み返すと読みやすくもないし、別に深いことを言えているわけでもないのだが、これを書いていたときはとにかく楽しかった。さらに幸いなことにたまたま多くの人に目に留まり、読んでもらえ、感想をもらえるという思わぬ報酬もあり、書いたことに関しては後悔どころかいい思い出しかない。

 ならいっぱい書けばいいじゃん、と思われるだろうし、実際自分もいっぱい書きたいのだが、これには一つ非常に困った問題があって、

一本の記事を書くの、すんごい大変なのだ。

 ほかのゲームのシナリオに明るくないが、少なくともシャニマスのシナリオはかなり社会的だ。なので、特に自分の事前知識との擦り合わせや疑問の解消にはヤバいくらい時間がかかる。そのたびに自分の学のなさを呪い、最近本やニュースで仕入れたばかりのような浅い考えに手を出してはしっくりこず、昔のコミュの内容をろくに覚えていないときは読み返してからじゃないと書いてはいけないような気がするし、もっと根本的な社会のことが知りたくなってくる。

 その欲求自体はポジティブなものだし、その気持ち自体は大事にしたいな~と思っている。が、記事を起こすことに対するハードルは上がる一方で、「昔のコミュのセリフや重要なモチーフはすぐに出てくるし、社会の仕組みや世の中に対する考え方の枠組みに対する知識がある」ことが前提条件であるかのように思えてくる。というか今もそうあるべきなのだろうな、と思っている。

 このままでは記事なんて書けないし、前提知識がない状態でコミュを読みたくもない。そうなった人間がどうなるか……お分かりだろうか……?

そう、未読コミュがすんごい量になってしまったのだ。

 シナリオが好きでやってるゲームのシナリオを読んでいないというのは、誰が見ても本末転倒だ。何より自分の中に大きなフラストレーションとして突き刺さっている。

 これをどうにかして解決したい。

期せずして自己分析のようになった上記の内容からポイントを探すと、

・ポジティブな感想が述べられなくなっている

・記事は書きたい

・体裁を整えた記事を書くには手間がかかる

・前提知識のなさが記事を書くハードルを上げている

・未読コミュが溜まっている

ことが読み取れる。

 

 ここから、このように取り組もうと考えた。

・感想を素直に記述するだけの記事を、簡単に作成する

・気になったセリフやモチーフがあれば、メモする

・週に1本くらい書いて、習慣化する

 冷笑系オタクが素直になるトレーニングをしつつ、シャニマスの前提知識を蓄積していこうというわけだ。我ながらアイデアの時点ではイイ感じがしている。がんばって継続できればよいなと願いつつ、まえがきを終える。

 

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*1:まがりなりにもいろいろなゲームをやって、やめてきた身からすれば、「外的要因によって」ゲームを「辞めさせられる」ことはあり得ない。それがなされるのはBANによってのみだ。結局そのゲームから離れたがっている自分自身が勝手に離れていっているだけで、自分がゲームに対して、シナリオに対して真摯じゃなくなっただけであって、ゲームシステムがクソだから、あんなトラブルがあったから、こんな正しくない演出があったから、なんていうのは自分が理由づけに使っているだけなのだ。だって、まだ楽しんでる人はいるのだから。